16日まで北海道で行われた「LION卓球ジャパンOP荻村杯」で、日本の誇るカットマンの佐藤瞳選手が、元世界王者で今も世界のトップに君臨する丁寧選手を、見事に4-2で破りました。
現代卓球において“絶滅危惧種”という有り難くない評価を頂戴しているカットマン(私もです、笑)ですが、これだけの大舞台で、しかも中国の女王を破るとは本当に凄いです。
瞳さんのよさは、カットがシャープで深く入り、守備範囲がとても広い。また思わぬところで攻撃もできる。フットワークや体の使い方など本当に参考になります。
但し、私などがとても真似ができないのは、あれだけ振り回されても直ぐに息が入る、すぐに元に戻って(呼吸が乱れない)、次のプレーに移れる、よってプレーが安定する、ところでしょう。
体は小さいのに、まさに無尽蔵のような体力ですね!!先日世界選手権のダブルスで、一緒に銅メダルをとった橋本帆乃香さんとともに、これからも活躍してほしい選手です。