久しぶりの投稿になります。今年は残暑が長かったですが、このところようやく秋めいて参りました。
さて、世界卓球2022が、中国の成都で開催されており、3日に男女とも予選リーグが終わり、いよいよ決勝トーナメントに入りクライマックスを迎えます。我が日本チームはというと、男女共に予選を全勝の1位通過でいよいよ決勝トーナメント進出です。
予選の戦いぶりですが、男女はここまでやや対照的で、女子は、今年絶好調の「ながみゆ」こと長﨑選手をはじめ、他の選手も危なげなく白星を重ねているのに対し、男子は、直前の丹羽選手のリタイアもあり苦戦の連続です。それでも張本選手と戸上選手の両エースを軸にして奮闘し、張本が負けると戸上が頑張り、戸上が負けると張本が勝つといった展開で勝ち進んでいます。この先体力的にも精神的もきついでしょうが、良い経験をしてるので是非頑張ってもらいたいものです。🤔😌
女子は、解説の水谷氏が「文句のつけようがない戦いぶり」😁と絶賛する程充実しています。但し、予選は明らかに力が違うといった感じでした。ここからは一本勝負になる為、気を引き締めて勝ち進んでほしいですね。好事魔多し、という諺もあり、調子の良さから中国だけを見ているとやはり思わぬ相手に足元を掬われることもあります。元々接戦にも強い選手が揃っているはずなので、少し骨の折れる試合もした方が良いのかと見ています。東京五輪の時などもそうですが、圧勝、圧勝で勝ち進んで、最後に中国と当たると少々緊張して構えてしまい、序盤に走られてそのまま押し切られるといった試合ぶりもこのところ割合よくみる気がします。
ここからはあくまで個人的な見方で(少し気が早いですが)、もし女子が無事に決勝まで進んだとすると、私は今大会に限って言えば、中国戦はキャプテン佐藤瞳選手を二度使うと面白いのかな、という気がしています。
正攻法のオーダーは、やはり世界ランク上位の経験豊富なみまひなに、絶好調、ながみゆ辺りなのかと思いますが、思い切って佐藤選手を二度使いしてみる🤔🏓のはどうでしょうか。
①えっ、カットマンを二度使ってくるの?と思わせる。
②佐藤選手は、過去丁寧選手に二度勝っている。
③佐藤選手を二度使うと、当たった相手は必ず日本の攻撃マンとも戦うことになる。
という理由からですが、特に③について、平野早矢香さんが大会前に言っていた、カットマンが入ると相手選手は攻撃選手とカットマンと両方と対戦することによって、打球点やスイングが微妙に狂うと言っていた点ですね。(我がクラブの特別コーチ重本さんも、カットマンとやった後攻撃マンとすぐ戦うとおかしくなる、と以前言われていました)。つまりそれは彼女の二度使いに意味がある、ということになります。
彼女は世界最高のカットマンなので、簡単に負けるとは思われず、ラリーを何度も引いて徐々に蟻地獄に引きずり込み、他の攻撃選手との相乗効果を期待したいです。😃🤔
パリ五輪ではこうした戦術はなかなか使えないでしょうから、失うものは何もないということで少し思い切った戦術で撹乱し、ぶつかってほしいと思っています😌