最近は卓球🏓ブームに乗って色々なスタイルのレッスンがあります。個人コーチがやっているレッスンや卓球スクールのようなところ、または動画配信等ですね。
特にYouTubeなどの卓球技術動画は充実していてこれはこれでなかなか面白いのですが、どちらかというと配信者の思惑で作られていて、視聴者が勝手に取捨選択するスタイルなのだと思います。つまりは、自分自身のスタイルや技術レベルをよく認識していないと、間違った方向に行っていても気がつかない、または総花的になって目移りしてしまい、結局何一つもまともに身につかないということが起こり得るということだと思います。
その点、リアルなレッスンコーチによるそれは、こちらの打ち方の癖や希望を聞いて修正したりしてくれるので分かりやすいのですが、どうしても時間が限られるので、その後自分でどうするかということを常に考えて実践しなければ急には上達しない、ということにもなります。またリアルレッスンはそれなりにお金もかかる上に、人気コーチともなればなかなかスケジュールが取れないということにもなります。要は続けること自体が難しいということですね。😵また、レッスンコーチによってはやや場当たり的に今日はどうしますか?というようなこちら任せのような人もいます。
私はサブスクリプションレッスンのようなイメージで、例えば一定期間で、その人のレベルを初めに分析してもらい、貴方は今はこの技術、それができたらこの応用、この癖は治す、これは今はやる必要なし、そしていつまでにこれを習得できるようにするか等、目標に向かってカリキュラムを一緒に考えてくれ、試合の時は具体的にこれを使ってこうしましょうというようなコーチングスタイルのレッスンがあっても良いのかと一時期思っていたのですが、そんないたれりつくせりのレッスンコースはなかなかないのが現状で、あったとしてかなりとレッスン料も高額になり、また教える側も教わる側もそれなりの時間が確保できないとやはりそれも難しいでしょう🤔
ところで話は変りますが、ゴルフのレッスン⛳️🏌️♂️というのは、レッスンプロが的確に打ち方を教えてくれ、そのポイントを意識して一定期間打ちっぱなし等で練習すれば、ある程度ボールを上手く打つことができるようになり、そうすると誰でもあるレベルまでは格段にスコアも良くなります(その先はまた壁があるのだとは思いますが)。但し、それはゴルフという競技が、基本自分一人でやるスポーツだからで、それに対して卓球🏓の場合はなかなかそうは行きません。理由は、やはり卓球とは相手のあるスポーツであるからだと思います。仮に一定レベルの打ち方が身についても、試合相手のボールの球質や戦術、強み弱み等を常に考えなければ簡単に試合では勝てません。言い換えると勝つ為にはやらなければならないことがその都度存在するので、技術をしっかり身につけ、さらに応用すべき要素の射程範囲がとても広いスポーツなのだと思います🤔
かの水谷準選手が「卓球🏓とはマラソンをしながらチェスをするような競技」という表現をしますが、言い得て妙というか、それも恐らくはこの辺りの延長戦上にある気がします😌
ひと頃「卓球」と聞くと、あー、ピンポンね、とよく温泉♨️卓球を連想する人も多く、どこかお手軽なイメージも今だにありますが、それは温泉ピンポン?という全く別の種目だと思っています。卓球🏓とは奥が深く、少しレベルが違うだけで試合をすると全く相手にならないということもあるスポーツなのですね。
話を戻しますと、要はレッスンで有名コーチにちょっと診てもらったからといって直ぐに試合で勝てるわけではないということをよく踏まえておくことが重要ということなのですが、チキータやYGサーブ等といった特定の打ち方の技術を習得したいという部分は、やはり専門家なので効果があると思います。🤔
また、実際に自分でリアル卓球をしない時でも、上手い人の打ち方や試合ぶり、何故ここであのサーブなのかとか、ここであれを出すのか等を注意しながら試合を見ることはやはりとても参考になります(以前は勝ち負けを中心に漫然と見ていました、笑い)。最近のTリーグやその他の国際試合等も解説陣が割合充実していて戦術的で面白く、それを聴きながら試合を観戦するのは楽しみでもあり、これはもう一つのレッスンだ🤔と私は思っています。😌
我々シニア層のこれからの卓球🏓を考えるとき、所謂力で勝負したり、かけづり回って消耗するような卓球では次第に苦しくなります。あまり動かずに、コンビネーションや変化、頭を使ってやる省エネ卓球🏓が本来理想なのでは、と最近思うのですが、皆さんは如何でしょうか😌